同朋会運動のメモ
〇同朋会運動
1962年(昭和37年)に生まれた信仰運動
〇信仰運動の主体は個人であり、生活の場。
〇育成員
住職・教会主管者、代務者
〇推進員
朝夕お勤め、ご命日のお参り、真宗本廟上山、すすんで聞法、同朋の会を結成する、奉仕上山の計画・募集・引率、寺づくりの力
帰敬式を受けている、推進員教習を受け推進員証を発行される
〇推進員養成講座
前期講習(地元で)と後期教習(本山で)
自身の自覚が大切。その内容は二種深信。生活の事実のうえに真宗の教えを聞き開く。
〇真宗同朋会
会員は僧侶、門徒、趣旨に賛同する者
〇同朋の会
寺院教会、地域や職域で結成できる、〇〇同朋の会と称する
〇同朋新聞
真宗同朋会の機関紙
〇家の宗教から個の自覚へ
〇同朋の会教導
同朋の会の結成促進及び育成指導
〇同朋会運動とは?
同朋会運動は新しい信仰の組織づくり(1964年『真宗』7月号)
同朋運動としてないのは、精神に具体性を持たさなければ観念的なものとなると危惧したからか?(組織を動かすには、具体的でシンプルなビジョンや目標が必要)
○分裂報恩講
「悪人の自覚において同朋社会を顕現するはずの念仏の運動が、みんな善人の運動になってしまった」和田しげし
→弱く愚かな凡夫に帰るはずが、信心を獲て強い主体(善人)を獲得するものになってきた問題
○仏説は本当に仏説か?
信が罪福信となる。罪悪、弱く愚かなものであれば救われないという、本願への疑惑と畏れが、清く正しい者となって救われることを求めさせる。
○身の弱さ、割り切れなさを、諸仏称名を通して、所行、信への問いかけに転じていく。
人間の弱さと愚かさを尊重できることを育む
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