【2023年3月のお寺の掲示板】

「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」

2023年3月25日からはじまる、宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要のテーマです。

この法要は、親鸞聖人のお生まれになられたこと、親鸞聖人の主著『教行信証』が著され浄土真宗の教えが今日まで伝えられてきたことを慶び讃えるご法要です。

長い歴史を越えて連綿とつながってきたいのち。数えきれないほどのいのちを育むはたらきの真っただ中にいる私。生まれなければさまざまなはたらきに遇うことも気づくこともなかった。見ることも、聞くことも、感じることも、、、

お釈迦さまは、生きることそのもの・生老病死が苦であり、それが真実であると最初の説法で説かれています。苦しみの真っただ中を生き、ひとり死んでいく。それが、生まれた一つの意味。

一方、不死を達成したとも語られたそうです。それは、生老病死を越えたということ。人間に生まれたからこそ不死を見つけることができた。だから、人と生まれたことは喜びであるそうです。これが生まれた二つ目の意味。

不死のいのち、無量寿如来に南無阿弥陀仏と称えるとき、本当の喜びと希望が与えられる。


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雲晴山樂圓寺

愛知県豊田市田振町(旧足助町)にある、🌲山あいのお寺です。宗派は真宗大谷派(東本願寺)です。1503年本願寺第9代実如上人にご本尊をいただいたのがお寺の始まりで、現在の本堂は、嘉永3年庚戌(1850)年3月8日再建。ロゴマークは市指定天然記念物のカヤの木の葉と実、真ん中にイチョウの葉をあしらったもの。名古屋造形大卒の門徒に何種類かデザインいただき、2019年秋彼岸に門徒による投票で決めました。

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