春季彼岸会 2021年3月20日(土・春分の日)

いいお天気に恵まれた春分の日、樂圓寺春季彼岸会をお勤めしました。

ストーブを焚かずに済み、換気もできるちょうどよさ。暑さ寒さも彼岸までがピッタリでした。


今回は、お参りのご縁から「真宗宗歌」と「恩徳讃」を山内由香さんに歌っていただきました。山内さんは名古屋芸術音楽大学音楽学部声楽コースを経て、同大学院を修了時に学長賞を受賞、豊田声楽コンクール金賞受賞。豊田市内の音楽講師で自宅で音楽教室も開設。美しい歌声に拍手もあがりました。

➡真宗宗歌を樂圓寺では歌ってこなかったので、知らない方も多かった。よって、寺報第2版で記事にするとともに、歌うようにしてみよう!


お勤めは、マスク着用&花粉症がひどいこともあり、つまったりむせることもあったけど、お参り中に焼香いただき、一緒に正信偈を唱和することができました。いつも大きな声でありがとうございました。

帰敬式の受式希望者はありませんでした。

➡お彼岸に毎回執行機会をつくる。寺報で帰敬式(おかみそり)とはそもそも何かを記事にしてみる必要がある。

その後、仏教では死んだらどうなるのか?という話をさせていただき、今回創刊となった「雲晴れて通信 創刊号」を皆さまに配布し、順番に説明をさせていただきました。是非、ご自宅の仏壇にそのまま入れないで、一度は読んでくださいと伝えました。

➡「これ作ってくれたから、SNSやホームページをやっているのが分かった」

「紙面はお寺、地域、本山、一般の本、読み物、疑問のことなど書いてあってよい」

「色づかいがきれい、見やすい」

「お寺はなんか取っつきずらくて、あまり縁がないとこだと思っていたがので、こういう寺報作ってくれると何やってるか分かってよい」

とプラスの意見をいただきました。きっと、マイナスの意見もあるはずですが、前向きにとらえてみよう!!

文化財の御本尊の披露

➡3月13日の文化財防災訓練が悪天候で中止となり、参加ご協力をお願いしていたので、先週披露できなかった御本尊を披露してみました。

「はじめて見た」、「見られていい機会だった」いろんなお寺にあるものは、ご門徒や地域の財産なので、テーマを決めて何かを見ていただくようにしてもよいと感じました。

代斎のどうぶつパン&ひな塩むすび(家カフェ)

昨年の春・秋の彼岸のように菓子パン2個とお茶では、何か面白くないと思っておりました。文化財防災訓練が中止となり、校正を頼まれた正信偈の本を手に作業していて、ふと思いどうぶつパンの提供をお願いした家カフェさん。無茶振りに応えていただきありがとうございました。足助塩の莨屋さんはご門徒なので、そことつながりがあり、樂圓寺が学区に含まれる追分小学校学区内にある家カフェということでのお願いでした。

お参りを丁寧にすることはもちろんですが、法要ごとに寺報を作りつづけていくことと、何等かお参りごとにお寺での発見を作っていけるといいなと思いました。

たくさんのご協力を得てお彼岸のお勤めをさせていただきました。ありがとうございました。

10時30分 日程説明

     真宗大谷派斉唱 山内由香さん

     伽 陀 先請弥陀

     御 経 佛説阿弥陀経 音木之有

               御経中 法名等読み上げ

     正信偈 草四句目下

     念 佛 同朋奉讃用

     和 讃 弥陀成仏のこのかたは

     回 向 願以此功徳

     御 文 末代無知

     法 話 

     帰敬式 希望者なし

     恩徳讃 山内由香さん

     終了後 文化財御本尊の披露

       代 斎 どうぶつパン&ひな塩むすび(家カフェ)とお茶

12時前に終了       

どうぶつパン、ひな塩むすび

恩徳讃

雲晴山樂圓寺

愛知県豊田市田振町(旧足助町)にある、🌲山あいのお寺です。宗派は真宗大谷派(東本願寺)です。1503年本願寺第9代実如上人にご本尊をいただいたのがお寺の始まりで、現在の本堂は、嘉永3年庚戌(1850)年3月8日再建。ロゴマークは市指定天然記念物のカヤの木の葉と実、真ん中にイチョウの葉をあしらったもの。名古屋造形大卒の門徒に何種類かデザインいただき、2019年秋彼岸に門徒による投票で決めました。

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