【2021年10月のお寺の掲示板
「大事なのは 何を言うかよりも 何を言わないか」
ー不明ー
言葉は人を喜ばせたり、励ましたり、人生にいい影響を及ぼしたり、そこにいない人を思い起こさせたり、言葉があってよかったなって思わせることは多々あります。
しかしながら、一方で人のやる気を落とさせたり、仲違いさせたり、怒らせたり、心に悪い影響を与えることもあります。
●思ったけど言えない
●思ったけどあえて言わなかった
●思ったけどしっくりする言葉が見つからなくて言えなかった
●反射的に言ってしまった
●言われて終わると気が済まない。最後に自分が言いたい。
人と人は関係性で成り立っていますが、ある一言で関係性を台無しにさせることがあります。
仏教で言う「悪」に
●妄語 うそつき
●綺語 うわべだけのことば
●両舌 二枚舌
●悪口 汚いののしり
そして、口の中には斧を持っていて、その斧で他人を斬るならば、それは悪口になると。
きっと、知識や経験が増えるごと、立場が大きくなっていくと、その斧も大きく威力を増していくのかもしれませんね。
「口は災いの元」
「言わんでいいことを言わなければ(我慢すれば)特をする」
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