同朋新聞2023年9月号
もう9月、一年の三分の一が過ぎようとしています。
さて、今回の同朋新聞では、「私にとっての慶讃法要」と題し、木越渉宗務総長と宮下晴輝教学研究所長の対談が掲載されています。
コロナを意識しながら、準備が進むのか?、たくさんの参拝者の受け入れができるのか?と悩みながら進めてきた慶讃法要の準備。
・「真宗の原風景」にとでも呼ぶべきものに触れた
・「道を求めてきた」と教えられて初めて気づく
・「一人ではなかった、周囲の人々や環境に押し出されてこられた」
法要を参ることをとおして、深いつながりというものを体感できたのではないかと思うような法要になったと感想を述べられています。
「阿弥陀堂には、阿弥陀仏を中心に、法としての本願が象徴されています。その本願から釈尊をはじめとする諸仏が生まれるということが、『無量寿経』によって教えられることですが、諸仏としての親鸞聖人と出遇っていく場所が御影堂ですね。そして、その親鸞聖人の浄土真宗の教えが、まさに諸仏生み出す阿弥陀仏の本願を教えてくださるものであります。浄土とは、諸仏を生み出す場所であると。そのことをあらためて確かめる両堂でのお勤めでしたね。
とても印象深い言葉です。
その他、P2-3では、「いのちより大切な仕事はない」と、過労自殺について特集されています。じっくり読んでいただきたいです。
「目の前の方をただの人と思うなよ」
真宗本廟・東本願寺の境内にある、同朋会館の玄関に次の言葉が掲示されています。
「目の前の人をただの人と思うなよ。」高橋卯平 という方の言葉ですが、この言葉が浮かびました。
https://jodo-shinshu.info/category/radio/detail49_06.html
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