月刊『同朋』2023年9月号
月刊『同朋』2023年9月号では、「宗教リテラシーを身につける」ということで特集が組まれています。
リテラシーとは、直訳すると「読み書きの能力」ですが、おおよそ、その分野に関する知識や理解能力のことという意味です。
安本先生からは、「宗教とは生きることをまなぶこと」
冒頭このように出ていますが、私も高校生の時にそのように学びました。
「生きるって何だろう」「自分の人生を自分で考えていく」
素直に考えればいいのだけど、授業となると自分で考えるというより教わるということを考えてしまいますね。
また、島薗先生は、「自分の親しい人が辛い時に、どんな音楽をかけてあげたいですか?」というテーマでグループ討議をしたことがあって、それが盛り上がったエピソード、グリーフケア研究所で社会人に教えていたエピソードが掲載されています。
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生きることを学ぶ。生きることなんて、簡単に答えが出てくるようなものではそもそもないですよね。でも、答えを求めてしまう自分がいます。
別世界でなく、現実社会に生きている。迷う。引き付けられることもある。
その中で、生きる土台を提供できるのが宗教の特徴だとおさえられています。
目に見えない領域の大切さ、自分の生き方の土台。
さらっと一回読みましたが、二度、三度と読む必要がありそうです。
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