2020年2月のお寺の掲示板
鐘が鳴るのか 撞木が鳴るのか 鐘と撞木の相が鳴る
大晦日には、23時30分から除夜の鐘をつきました。勢いあまって、撞木をつっているワイヤーが外れるトラブルも起きました(笑い)が、無事12時30分頃にはつき終わりました。
その時の出来事ですが、ワイヤーを直しましたが暗がりで直したために若干づれが生じたため、もとの鐘の音と少し変わりました。当たり前かもしれませんが、少し当たるところが変わっただけで鐘の音は変わりました。
掲示板の言葉の意味は、鐘だけあっても、撞木だけあっても鳴らない。鐘と撞木の出会いによってはじめて音が鳴るという意味です。
他の存在があって、初めて反応する・気づくものがある。
当たり前の音が当たり前ではなくなる。互いに関係しあって成り立っています。
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