2020年2月のお寺の掲示板

鐘が鳴るのか 撞木が鳴るのか 鐘と撞木の相が鳴る

大晦日には、23時30分から除夜の鐘をつきました。勢いあまって、撞木をつっているワイヤーが外れるトラブルも起きました(笑い)が、無事12時30分頃にはつき終わりました。

その時の出来事ですが、ワイヤーを直しましたが暗がりで直したために若干づれが生じたため、もとの鐘の音と少し変わりました。当たり前かもしれませんが、少し当たるところが変わっただけで鐘の音は変わりました。

掲示板の言葉の意味は、鐘だけあっても、撞木だけあっても鳴らない。鐘と撞木の出会いによってはじめて音が鳴るという意味です。

他の存在があって、初めて反応する・気づくものがある。

当たり前の音が当たり前ではなくなる。互いに関係しあって成り立っています。


雲晴山樂圓寺

愛知県豊田市田振町(旧足助町)にある、🌲山あいのお寺です。宗派は真宗大谷派(東本願寺)です。1503年本願寺第9代実如上人にご本尊をいただいたのがお寺の始まりで、現在の本堂は、嘉永3年庚戌(1850)年3月8日再建。ロゴマークは市指定天然記念物のカヤの木の葉と実、真ん中にイチョウの葉をあしらったもの。名古屋造形大卒の門徒に何種類かデザインいただき、2019年秋彼岸に門徒による投票で決めました。

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